Georgie Bee

"Miss Sink The Pink"のジョージー・ビーが語る、自己の発見とドラァグというメンズクラブに身を投じる女性であることについて。

マイ ビューティでは、ファッションやカルチャーシーンの顔となる人物が、自分にとっての "美" とは何かを、自身の言葉で語る。

驚愕のドラァグパフォーマンスにおいて、ステージに飛び乗り、心のまま自由に練り歩くのはかなりの度胸がいるだろう。ジョージー・ビーはこれまで予測しなかったであろう盲点をつき、ドラァグ界を混乱させているクイーンである: 彼女は女性なのだ。昨年の夏(*当時) ジョージーは、ロンドンで行われるコンテスト「Miss Sink The Pink」で優勝。そのコスチュームとは、胸に4匹の子猫のぬいぐるみがぶら下がっているというもの。靴のデザイナーであり、きらびやかなドラァグのペルソナを日常に取り入れている、ジョージー・ビー。自信を持つこと、オリジナリティについて、そして自己の素晴らしさの発見について語る。

「女性として、ドラァグはとても厳しい世界よ、なぜなら女性には簡単だっていう先入観があるから。多くの人たちが「あなたにとっては楽勝でしょ、すでに女性なんだから」って言うの。私は“違うわ、実はとってもキツイのよ”って思うの。だって私は女の子みたいにならないようにしてるから。男性でも女性でもないジェンダーを目指しているの。みんなを混乱させるのが好きだけど、すでに女性っぽく見えちゃっている場合はすごく難しいの。暗黙のプレッシャーもあるわ...女性だったら、奇抜なコスチュームで、同時に周りの人にイケてると思わせなくちゃ。」

「ドラァグには素晴らしいアーティストリーがあるわ。ドレスを着るだけじゃ物足りなくなるわよ。本物のアートだし私だってたまに勘違いすることもあるの。ドラァグや美の追求って、どんなことにも、どんな新しいアイデアにもとてもオープンね。ばかばかしくも華々しい; 昔のキャラクターの生まれ変わりにだってなれるわ」

“美しさとは自分をどう理解するか - 真の気持ち、他人にどう受け止められるかではないの。メイクは特にまた違った自分への扉になるわ。”

「美しさとは自分をどう理解するか - 真の気持ち、他人にどう受け止められるかではないの。メイクは特にまた違った自分への扉になるわ。新しいメイクで違ったルックを見つけて、何か新しいことに挑戦するチャンスがあるなら、すごくエキサイティングよね。『この人知ってる! まさに私って感じ。』って発見するの。何かを自由にクリエイトすることってとっても刺激的なことよ。」

「私は1インチの長さのグリッターホログラムネイルをしているの。先もとがっていて本当に邪魔! 耳の中には、いつもブルーかピンクのグリッターがあるわ。たまに『耳に何か入ってるよ』って言われる時はグリッターのことね。顔のどんなエリアでもピンクやレッドでペイントしたら、そのままにするの。肌に色を塗るって楽しいわよね; 顔にパンチでもされたの、って聞かれるわ。」

「靴をデザインする時は、トレンドや雑誌やセレブを参考にしないの。何かをクリエイトしている感じがしないし、努力していると感じないから。ドラァグも同じよ。誰かに似せたいなんて思ってもないわ!自分にとって何が好きかということを意識する努力をしているの。もちろんお気に入りの人たちだっているわ。でも彼らのように着飾ったりメイクしたりはしないの。誰かに似せたりルックを再現するのはもちろん悪いことじゃないけど、私はドラァグを誰かになりすましたり、似せたりはしないの。自分自身の違った側面を持つため。そして違う自分を見つけるためね。自己陶酔の世界よ!」

“みんなが私が女性だって知ってることが良いの; 女性でいることを愛してるわ! もし私に騙されたいと思ってくれるなら素晴らしいわね - それも大好き。”

「裸でいることは私にとって変なことじゃないの。自分自身の体のどんなパーツも恥じるべきなんて言われたことないわ。それって素晴らしいことね。たくさんの経験もしたわ - 16歳の時なんて眉が無くて、本当にクレイジーな眉を描いていたんだけど、誰も何も言わなかったの! 誰も私のどのパーツも隠すべきだなんて言わないのよ。自分が見せたいと思うなら、服無しの方が気持ちが良いし。オールドスクールのヌーディストの気持ちね…。洋服って本当に捕らわれちゃう! みんなが私が女性だって知ってることが良いの; 女性でいることを愛してるわ! もし私に騙されたいと思ってくれるなら素晴らしいわね - それも大好き。」

「素晴らしいドラァグの世界の秘密って、徹底的にパフォーマンスして気持ち良くなること! 気持ち良くなって自信とパワーを発すれば、きっとみんなにも伝わるわ。それもクレイジーなくらいに。気分が最高潮の時に良い結果が出せるもの。」

「自信とは、周囲に気を配って、自分が何を受け入れるべきかを意識することから来るもの。“スタイルに自信を持つことがすべて。曲線美を取り戻せ!”なんて見出しで、 ダイエットプランを紹介しているような雑誌を読んだら、自信なんて失くしてしまうわ。だから“自分がどう感じるか”を意識することが大事。自分が惨めな気持ちになるようなものを受け入れてたりしていないかしら? 気づくことと意識すること、そして馬鹿を見ないことね。何かに固定観念を抱かないよう注意して。真の自分の姿を受け入れるのよ。」